回復期リハビリテーション病棟(2東) 平成23年度集計結果

平成23年度(H23.4.1~H24.3.31)の入棟患者様のまとめ

性別 年齢
男性 28名 男性 76.3歳(60-96)
女性 51名 女性 84.2歳(64->97)
総数 79名 平均 81.0±9.0歳

疾患別入棟者数

項目 男性 女性
脳血管障害(高次脳機能障害含む) 13名 17名
下肢骨折 11名 25名
廃用症候群 4名 9名

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平均在棟日数85.7日(n=79)

疾患別平均在棟日数

疾患名 在日数
脳血管障害(高次脳機能障害含む) 109.9日
下肢骨折 70.3日
廃用症候群 72.4日

転帰(退院の状況)

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同期間での退院患者様の状況です。41%の患者様が御自宅、社会福祉法人もしくは老人保健施設等へ退院しています。前年度は37%であり、若干の退院率の向上が認められます。
しかし、平均年齢も前年度より上回っており、高齢化の一途を辿っていることもあり在宅復帰率は32%です。41%は他院を含む介護・療養施設へ転棟もしくは転院しています。
高齢化・社会的な背景・独居等の影響から自宅での生活が困難であるグループと考えられます。18%が医療的なケアーを必要とされ一般病棟に転棟しています。

リハビリテーションの効果を検討するため、入棟時と退院(退棟)時のBarthel IndexおよびFIMを症例数の多い下記3郡で比較しました。

Barthel Index

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入棟時        退棟時 入棟時        退棟時 入棟時        退棟時

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Barthel Index*とは
 1955年来、米国メリーランド州の慢性疾患の病院であるMontebello State病院、Deer’s Heed病院、Western Maryland病院で、ケアが自立していない神経筋、または、筋骨格系の障害をもった患者の能力を評価採点し、経時的にテストし、PTのDorotheaW.Barthelが開発し、1965年DrFlorenceI.MahoneyによってMarylandStateMedical Journalに発表されたADL評価法の1つ食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールの10項目100点満点で評価します。
*Mehoney FI, Barthel DW: Functional evaluation; the Barthel index. Md Med State J 14: 61-65, 1965

FIM(Functional Independence Measure)

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入棟時        退棟時 入棟時        退棟時 入棟時        退棟時

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(paired t-test)

廃用症候群においては、症例数も少なく有意差は認められなかった。その他の脳血管障害等と下肢骨折については有意差が認められ、リハビリテーションの効果が認められました。

 FIMとは
 Functional IndependenceMeasureの略。介在量の測定を目的としたADL評価法。食事や移動などの「運動ADL」13項目91点および「認知ADL」5項目35点で評価します。

HDS-R(長谷川式簡易評価スケール)

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入棟時        退棟時 入棟時        退棟時 入棟時        退棟時

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(paired t-test)

下肢骨折において有意差が認められました。脳血管障害等においては、入棟時と退棟時の平均値を比較すると退棟時の方が平均値は向上していましたが、統計的には有意差は認められませんでした。